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鳥取城北高等学校 陸上部

P23 女子駅伝部

● 女子駅伝部 政田愛梨(2年 志学コース 鳥取大学附属中学校出身)
私が所属している志学コースには、勉強だけでなく部活動も本気でがんばりたいという生徒も多く、私もその中で毎日刺激を受けながら部活動の練習に励んでいます。
部活動をやっていて良かったと思うのは、勉強では味わえない楽しさや達成感を経験できることです。厳しい練習を乗り越えた時や、その練習の成果を発揮する大会に出場して結果を出せた時の達成感は勉強では味わえないものだと思います。そして、日々練習をともにする仲間と過ごす時間は、クラスメイトと過ごす時間とはまた違って、私にとって特別で楽しい時間になっています。
その部活動をする中で身に付いたのは、自分のことだけでなく、常に周りを見て、先を見ながら行動できるようになったことです。駅伝は走っている時はひとりですが、仲間とともに一本のタスキをつなぐスポーツです。その中で先生の言われたことの意味を考えて行動できるようになったり、チームとチームメイトのことを考えながら行動できるようになったことで、普段の生活の中でも目配りや気配りができるようになってきたと思います。
チームは、昨年の県駅伝で2位になりとても悔しい思いをしました。、その中で印象に残っているのは、メンバーに入れなかった3年生の先輩たちが、私たちのために一生懸命にサポートしてくれた姿です。メンバーに選ばれた1・2年生が全力を出せるようにサポートしてくれた姿と、悔しい気持ちを私たちに見せずに最後まで笑顔を見せてくれた先輩たちのためにも、今年こそは必ず全国高校駅伝に出場して、良い報告を届けたいと思います。その目標を達成するために、駅伝シーズンまでのトラックシーズンで、チームの一人ひとりが自己ベストを出せるよう力を付けたいと思っています。1年生の時は先輩に頼ることも多く、先輩についていくことばかりを意識していましたが、これからは日々の部活でも、大会のレースでも、みんなを引っ張っていけるような選手になりたいと思います。

 私の好きな言葉は、『走った距離は、裏切らない』という言葉です。走ることは楽しいばかりでなく、苦しいこともたくさんあります。その中で、最後まで走りきれるのは、この『走った距離は、裏切らない』という言葉があるからです。日々の練習でコツコツと積み重ねた距離が、必ず結果に繋がると信じているので、どんなに苦しくても走りきることができるのだと思います。その言葉と、仲間を信じて、最後の最後まで全力で走りきりたいと思います。
部活動をやっていると、やめたくなるようなことや、立ち止まりたくなることもあると思いますが、それも含めて、自分自身が最後に良かったと思えるように全力でがんばってください!私も最後まで全力でがんばります!一緒にがんばりましょう!
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