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明治っ子元気ハツラツ祭

あい

体と体がぶつかる音、沸き上がる歓声、なんども立ち上がる闘志。プロレスを通して子どもたちに「本当に強い人」を知ってもらうため11月30日、鳥取市松上の明治小学校体育館で「明治っ子元気ハツラツ祭」を開催しました。明治地区活性化プロジェクト実行委員会が、明治地区の活性化を目的に取り組む活動の第1弾。全校児童34人という小さな小学校に、県内外から約600人が来場し本場のプロレスを観戦しました。
試合前日には、全国でいじめ撲滅プロレスなどを行っている「プロレスリングZERO1」の大谷晋二郎選手や地元団体「鳥取だらずプロレス」の因幡のバッファロー選手らが小学校を訪問しました。「夢を持つことの大切さ」などを講演した後、一緒に給食やドッジボールなどを楽しみ、夕方には公民館で地域住民を交えての歓迎会。その後は一部のレスラーが児童の家にホームステイするなど貴重な時間を過ごしました。
当日のイベントは、ちびっこプロレス教室や、お笑いショーで始まり、子どもから高齢者まで幅広い年代で賑わいました。メーンは大谷選手、バッファロー選手のタッグマッチ。劣勢だった大谷選手らを子どもたちの大声援が後押しします。見事に逆転勝利を飾った両選手に子どもたちも感動を覚えたようです。
「がんばる大人の姿を見て、夢に向かってがんばってほしい」試合後の大谷選手の言葉が胸に突き刺さりました。子どもたちの健全な成長を願う私たち大人が、一生懸命な姿を見せることで、子ども一人一人の心に届くのだと痛感しました。
プロレスで始まった明治っ子元気ハツラツ祭ですが、地域が元気になるモデル事業を目指し、継続的な活動を続けていきたいと思います。