河北スポーツ少年団野球部

倉吉の上昇軍団！　河北の常笑軍団！

なんと、倉吉で上昇し続けている少年団があります。その名も「河北スポーツ少年団野球部」。、だれか～、この上昇を止めて下さい、止まりません、止めることができませ～ん！

　私たち河北スポーツ少年団野球部は、笑顔と元気いっぱい、お調子者が勢ぞろいの、楽しく愉快なチームです。現在は、１４人（６年４人、５年生２人、４年８人）の選手と冷静沈着で研究熱心な監督・コーチ３人の計１７人で活動しています。多くの選手は、野球を始めて１年経った程度。しかし、日々、汗水流して一生懸命練習に取り組む選手たちは、驚くほどのスピードでぐんぐん力をつけています。「このチームが楽しい」「野球が楽しい」、子どもたちからそんな声が聞こえてきます。また、土日の練習では保護者も一緒になってグラウンドを走り回り、子どもたち以上に急成長しています。時には「保護者VS子ども」の交流戦をするなど、全員野球で盛り上がっています。そんな日々の中で、先日（２０２４年５月１１日）に行われた鳥取県学童軟式野球倉吉市大会では、見事に準優勝を果たしました。

　１年半前、先輩たちが卒業し、それまで多かった部員も一気に５人となり、先の見えぬ不安と暗闇を、手探りで必死にもがき続ました。「勝ちたいが勝てない」どころか「試合がしたいが試合ができない」という日々が続きました。目標は、「優勝」でも「一勝」でもなく・・・「１年後の新人戦に出場すること」・・・この一心で声かけや体験会を繰り返し、隣りの西郷小学校にもチラシを配りました。その間も、５人の部員は、いつか試合できることを信じ、地道にコツコツと練習を積み重ねました。取り組みの甲斐あって部員は増え続け、２０２３年新人戦出場の目標を見事に達成しました。結果は、もちろん大敗でしたが、これからへの希望に満ち溢れていました。

昨今の少子化やスポーツ・趣味の多様化により、少年野球のチーム数は猛スピードで減少し続けています。こうした中においても、河北スポーツ少年団野球部の歴史を絶やすことなく、野球ができることへの感謝を持ち続けながら、選手・監督・コーチ・保護者一同、常笑軍団として引き続き頑張っていきます。