鳥取県立鳥取西高等学校 なぎなた部
「なぎなた」ときいて、どのような武道であるか、想像がつく方はあまり多くないのではないでしょうか。
鳥取西高なぎなた部は、なぎなたという日本の武道に取り組むだけでなく周囲への認知やなぎなたへの関心も高められるように日々活動しています。現在の3年生が1年であったときには部員は7名しかいませんでしたが、2年後の今、26名という大人数で活動できるようになりました。競技人口が少ないこの武道を行う上で、このような人数で仲間たちと切磋琢磨しあうことができる環境があるということに本当に感謝しています。礼儀や作法を意識して練習をしつつ、休憩や日常生活では先輩、後輩の枠にとらわれることなく会話を弾ませることができていることも、なぎなた部の良いところだと考えています。遠征の際に他校の方とよく顔を合わせますが、試合や練習のときには相手を敬い自己統一すること、休憩のときには積極的に声をかけて自分の打突や姿勢についてアドバイスをうけることなど、互いに高めあうことを目標にして行くという共通意識のもとに、ただ武道に取り組むだけでなく「楽しみ、メリハリをつけ、自分たちらしく」ということを体現できる部でありたいと考えて常に行動に移しています。
私たちは、2年生です。先輩方が受け継いでこられたこの部の伝統を守り、より新しく発展させられるように練習と部内の雰囲気作りに全力で取り組んでいます。今は団体戦の中心は3年生ですが、これから自分たちがチームを引っ張りまた前進したチームをつくるという気持ちを一致団結させて部の代表として試合に出られるよう、努力邁進していきます。
(2年生 森田 有咲)
(2年生 森田 有咲)
1年生です。私たちはまだ入部して日は浅いですが、コーチや先輩方に指導していただきながら、基礎を重ね、上達を目指しています。入部して1ヵ月ほどがたち、なぎなたは本当に奥が深く、恰好いい武道だとそんな実感しています。地道な練習が多いですが、先輩方がなぎなたをする姿もやはりとても格好よく、練習のはげみになります。どの競技にも共通するように、なぎなたにも仲間との信頼関係に基づいた努力が重要になります。出会ったばかりの仲間たちと、良きライバルになれるよう頑張っていきたいです。
(1年生 木村 花菜子)
(1年生 木村 花菜子)
「なぎなたはアメリカンドリーム」とよく言われます。ほとんどの部員は、高校に入るまで1度もなぎなたに取り組んだことはありませんでした。それでも、個人の長所を伸ばすというなぎなたの特性のもと、身長や体格に左右されることなく自由に練習をすることができています。1年生のときからインターハイや選抜大会などの全国大会にも数多く出場し、経験も重ねています。自分の競技に愛着をもつということ、得意なことを見つけるということ、そしてより広い視野でたくさんの物事をみてみたいと考える人に、是非お勧めしたい。そんな、日本の伝統を受け継ぐ競技が「なぎなた」です。自分の可能性を、見つけてみませんか?
(3年生 市川 涼日・永島 日向子)
(3年生 市川 涼日・永島 日向子)